朝起きるとお天気はシケ模様・・・
雨も降りそうな感じだし山は霧の中・・・
他のパーティーと小屋で顔を見合わせながらも早く行くの一番と言う事で出発。
この日1本登りそのまま下山するのでザックの中に荷物を全て詰め込み、小屋の方々にご挨拶を済ませ出発。今日は《シュイナードA》へ
《シュイナードA》
6ピッチ/181m/5.10a
1ピッチ目は簡単にガレバのテラスまで
2ピッチ目、3ピッチ目は凄く快適なクライミングが楽しめます。

↑2ピッチ目終了点は左のスラブの支点を使いました。

↑3ピッチ目快適だけどすこし湿っぽいお天気・・・
4ピッチ目は下から見ると凄く圧迫感のある美しいクラック。

↑核心の4ピッチ目最後の出口が悪くて思わずキャメロットの黄色を決めました

この後2ピッチで山頂。なんとかあたりが真っ白に成る前には山頂到着

途中に数カ所ボルトが有る物のこのルートは95%はナチュラルプロテクションでピッチが長い

インスボンでは是非登って起きたいルートの1つですね!
その後シムさんが《道洗寺》(トソンサ)に迎えに来てくれると言うのでそのまま下山して駐車場でお昼を食べました。ボリューも有って美味しかったです。
そして待ち合わせの時間に余裕が有ったので《道洗寺》を見に行く事に。国立公園の入り口から歩いて10分位。

↑日本とは違って見る価値は十分!後ろにはインスボンも見えました(?)この山一体が信仰の山のようです。

↑本堂.夜はこれに電気がつくみたい。
シムさんが家族揃って迎えに来てくれた

そして彼が最初に案内してくれたのがウィドゥンにある《
O2》。ここはビルそのものがアウトドアショップですが、地下にはインドアクライミングウォールとインドアアイスクライミングウォールが有ります。アイスクライミングエリアも高さなんと25m


部屋が丸ごと冷凍庫って感じ。

↑この扉を開けると~

↑ジュジャーン

真下から見上げた壁
これだけじゃないけど韓国に来て感じた事は登山が非常に盛んで多くの人がクライミングも含めて楽しんでいる事。登山がかっこいい物として定着しているようだった。これはヨーロッパでも同じ臭いがする。これだけ多く登山店がソウル市内に有って(多分200店近いんじゃないかな)、山ですれ違うハイカーもきちんとアウトドアブランドの物を使っているし、日本で良く見るチェックのシャツを着てる人は1人もいない。みんな速乾性のシャツはあたりまえ。雑誌も充実してるみたいだし・・・このままでは日本の登山文化は衰退して行く一方だな。と強く感じました。
何がいけないのか・・・

その後ソウルスカイラインで丘の上からソウルの街を見たり、韓国総理大臣官邸を見たり、本当に充実していました。

↑韓国総理大臣官邸

↑ソウル市内を車で移動。路面には何て書いてあるんだろう?

↑韓国のカーナビ。これじゃ行きたい所に行けないね


↑ミョンドンの繁華街。日本で言う渋谷みたいな感じで若者で大にぎわい

↑最後の締めくくりはシムさんの家族と焼き肉!本当に楽しく充実した韓国でした

インスボンは春と秋がお進めです!一緒に行きたい方、是非ご連絡下さい。
- 2006/10/19(木) 02:08:59|
- 海外(アジア)
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0