いよいよ山へ向けて出発

地下鉄4号線に乗り《水踰》(スユ)と言う事まで地下鉄で向かいます。
【地下鉄情報】
ソウルには地下鉄が1~8号線と国鉄盆唐線の9号線の計9路線あります。
3つの運営会社によって管理されていますが運賃体系は統一されているので東京みたいに都営と営団の乗り換えなのどで料金が違う事は無いようです。
運賃は12Kmまでは900ウォンと決まっていてそれ行こうは42Kmまで12Kmごとに100ウォン加算されるシステムです。東大門から水踰までは900ウォンでした。
切符は自動切符販売機は良く解らず、改札で買いました。
ちょうどこの日は日曜日の朝でこの4番線に乗るとザックを背負った人が大勢いて間違ってない事は直ぐに解りました。水踰駅の改札を出て出口の階段の下にはコインロッカーが有ります。そこに僕達は必要ない物を入れて出発。1日/1000ウォンでどうやら3日間までの延長が可能。日本語でも使い方が書いてあるので安心。改札に両替をお願いしましたが気持ち良く両替してくれました。

新しい友達が出来た日

水踰駅からはバスで行くかタクシーに乗るかの2つ方法が有るようですが、何となく人の流れにそってバス停の方へ歩き出すと1名のヘルメットをぶら下げた優しそうな男性に声をかけると『インスボンに僕も行くから一緒に行こう!』と言われ《120番》路線のバスに乗りました。
ここからはあれよあれよと山に入り、気が付けば『ここで降りるよっ』とウィドゥンに着きました。ここは凄い人!ハイカーとクライマーで大にぎわい

皆ここで集合して朝食を食べたり、お昼を買ったりするようす。僕達もここで”ちまき”を買いました。これが美味しい!!
ここでこのおじさんの義理の弟さんに出会いました!
この人も凄くきさくな良い男性で日本語も上手!『ここから登山口までタクシーで行くから一緒に行こう』と誘われ気が付くと登山口《道洗寺》(トソンサ)

人との巡り合わせは面白いし凄く嬉しい!こんな所でこんなに良い人達に出会えるなんて!これも山の良い所だよね

登山口で国立公園入場料1000ウォンを払い山道を進む。1つ峠を越えて登れば約1時間で取り付きに着いてしまいます。

↑初めて見るインスボンの壁

当初の予定では日曜日は地元のクライマーで岩場はごった返しと言う事だったので、登らずハイキングの予定だったのですが出会ったスムさんが『一緒に登ろう!』っと誘てくれたので一緒に登る事にしました。
《シュイナードB》
6ピッチ/197m/5.8

↑1ピッチ目のクラック後のスラブ。

↑4ピッチ目上部を登る僕

↑ユスの駅から一緒になったシンさん

と僕

↑シュイナードBを登ってから『ショートルートを登ろう!』との事でインスボンを代表するルート《agassi》5.12を登りました。何でも10年前まではこの辺では一番難しいと言われた有名な1本。凄く内容の良いルートでした

でも今や5.15の時代・・・どうなるのこれから??
この後、もう1本《女情》と言うルートも登りました。
このルート以前はナチュラルプロテクションのルートだったようですが何人も大怪我をしていた事もあって今ではボルトが打たれています。韓国では《皆が》ある程度安全に楽しめるようにと言うのが一般的で『怪我するくらいならボルトを』と言う傾向のようです。僕は有る意味賛成!やはり安全でなければ・・・このルートきっと日本だと小川山のカサブランカと同じような位置付けのルート。カサブランカにボルトが有っても良いと思う人もそうで無い方がと言う人も居るでしょうけどね。

↑インスボンバックに記念撮影。右から2番目が地元の親友シムさん

岩場から泊まる白雲山荘へはゆっくり歩いて10分程度

【白雲山荘】
住所:ソウル特別市道峰区牛耳洞山1 白雲山荘 李永九
電話:+82-2-904-0909
1泊2食で1名/29,000ウォン
朝食:7h30 / 夕食:18h00
- 2006/10/18(水) 23:57:43|
- 海外(アジア)
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