わ~!
これぞ秋晴れ

土曜日と日曜日で穂高へ行って来ました。
土曜日のお昼に上高地を出発して涸沢小屋へ

涸沢小屋は1年ぶり・・・久しぶりに皆に会えてとっても楽しかった~

思えば2年前の4月に小屋開けに一緒に来て雪に埋まった小屋を掘り起こしたな~(とは言え
自分はほとんどスキーしてましたが[emoji:v-291その時の様子はフィールドライフと言うフリー
ペーパーに出てますよ。もう1年前のだけど。)
さてさて今週末、まず1つ驚いたのは韓国人登山者の多いこと

まあ韓国には2000m峰も無いから近い日本での3000m峰って人気みたい。
売店で韓国語しか話さないのはオバタリアン(もう古いか

)
そうそう涸沢小屋には新しくテラスが前日完成しました!すっごい良い感じ!
今朝は5時に朝食を食べ5時30分発。
残る雪渓を渡り五六のコルを目指し北尾根を登り前穂高岳(3090m)。
五六のコルまで約1時間。
コルでザイルを繋ぎいざ

自分達よりも前に4パーティーくらいいたかな~
相変わらず岩はぼろぼろ

でも高度感も有るし、景色も良いし、良いルートですね。
って訳で9時30分には山頂に到着。
今回のお客様は目指せマッターホルンと言う事も有り早いペースで登りました。
でもマッターホルンはもっと早いと言うか苦しいからな~頑張りましょう


↑五六のコルから見る北尾根

↑山頂のAさんとAさん
下山は紀美子平から岳沢。浮き石も人も初心者も多いので落石には十分注意したいですね。そして岳沢ヒュッテは雪崩に飛ばされ・・・↓↓↓



途中でビックリする光景を目に・・・


とある山岳ガイド(日本では最も有名な組織)さんが1人で5人のお客さんを連れて・・・
もちろん1本のロープに5人が3-4m間隔で結ばれて・・・
その人がどうと言う訳では無くやはり日本のガイドレシピに問題が有る事は確かだと感じました。
まずこのルートで5人のお客さんを《ガイド》(仕事)する事は自分には無理。高い安全を確保
する事が困難(もしうくは無理)だと思う。又フランス国立スキー登山学校では5人をこのような
岩稜に案内すると言う事は想定しないためそのようなガイドレシピは習わない。
習わないと言う事は行えないと言う事。
だからモンブランは1対2、マッターホルンやグランドジョラスなどのノーマルルートでは1対1。
これがルール。
これだけの人をこういった山に登るからこういった技術を学ぶと言ったスタンスがベース。
日本でこういった場所に5人の人を連れて行く為のしっかりとしたカリキュラムがあるとは考えにくい・・・
同じ職業をしているのになぜこんなに違うんだろう。
- 2006/09/24(日) 22:22:29|
- ガイディング
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私は、19の時に1人で一般ルートだけど前穂・奥穂・北穂・槍に行った時、今度前穂北尾根に是非行きたい

!と憧れました。
その時、私は奥穂の山頂

で韓国人の人と(その場だけですが)お友達になりました

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- 2006/09/25(月) 21:31:19 |
- おかだ #-
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