
フランスガイド教会のガイド研修が始まりました。
少し前の記事で『4年に1度の参加義務』と書きましたが、自分でも・・・って感じで
今日6年に1度と言う事に気が付きました。そうもう正ガイドに成って6年が経ってい
ます。時間が流れるのは早いですね。
今回の研修には約20人が参加していますが、僕達のように研修初めてのガイドから
今回の研修で3回目のガイド(この研修が始まって15年)のもうかなりの歳のガイド
と年齢も様々ですが、色々な場所で様々な活動をしている人間の集まりなので非常に興
味深いです。
参加者の中にはシャルレ家のおじいちゃんや元ENSAの教官や元ボルダリング世界チャン
ピオンのダニエル・デュラク、シャモニーの山岳警備隊や学校の先生などなどガイドと
言う人種が様々で皆、働く環境や内容は違っても素晴らしい生き方をしてるな~と凄い
パワーを受けてます。
こんな彼らと一緒にこうして同じように仕事ができる事に久しぶりに喜びを感じました!
研修はまず子供達を相手にする場合の様々な法律などに関して。
フランスは個人的に子供達にクライミングなどを行なわせる場合と学校教育の行事の中
で行なう場合、そして子供達を集めて様々な遊びを提供する組織で仕事をするのでは全
くガイドの立場が違うのです。
その違いは書くと長く成りますが、全くルールの無い状態からそごく法律で規制される
環境と大きく変化すると言う事です。
2時限目は使用する道具やそれに関わる法律に関して。

3時限目はビーコンなど雪の上で使う道具に関して。
ここでは以前このBLOGでも話したアナログとデジタルビーコンの相性などに関しても
話が出ましたがそれ以上の話でとても良かったです。
アナログの良い所、デジタルの良い所、両モデルとも良い所も悪い所も有りますが、
一番大切な事は持っているビーコンを正確に操作できるかです!
僕自身は今回のこの時間と、その後で何人かと話をして色々と考える事が増えました。
来シーズンは○○○を使いたいな。
それにしてもこの世界もっと日本でも伝えないといけない事がた~くさんありますね!
これも僕の課題とするかそれとも放置か・・・個人的には色々意見もあるけど色々と
言うのも疲れる方が多いし。ゆっくり良い伝え方を考えます。

4時限目はENSAの体育館でロープを使った内容。
5時限目はガイドの起こした実際の事故などに関する意見交換。
これも色々な意味で興味深い内容でした。
8時30分から始まり18時まであっと言う間の初日でした。
それにしても新しく学ぶ事は少ないのかもしれませんが非常に内容の【濃い】研修です。
山を登り山で仕事をして来た人間がこうして集まって色々な意見を交換できるってのは
本当に良い事ですね。
また明日が楽しみです!!
- 2008/06/03(火) 02:02:26|
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