ロストアロー主催で行われたスロベニアのアルピニスト《マルコ・プレエリ》氏のスライドショーを
見に池袋の会場へ行って来ました。
彼は昨年、フランスのモンターニュマガジンと言う山雑誌が企画くするその年で最も活躍したアルピ
ニストを表彰する【Piolet d'or】ピオレドール(金のピッケル)の受賞者です。
この賞にめぐってはフランスでも色々な意味で話題に成っていますが、それは置いておいて彼の今回
のスライドショーに関して書きます。

彼が登ったルートや山は凄い。でもそれが世界1なのかと言うとプレゼリ氏本人も言っていたが疑問
でもある。彼が説明で言うアプローチや稜線上での風、セッピの悪さなどをふまえての難易度を付ける
事は難しい。と言っていたが、それに難易度を付ける必要は無いと思うしいままでそうであったと思う。
まず、アルピニストに順位を付ける必要があるのか??
僕には必要が無いと思う。
彼が言う『商業的に・・・』そう、そのとおり。まさにその商業的な中に彼自身がドップリ漬かっている
と感じました。
自分のフランスの仲間の中にはこの賞にノミネートされたり受賞した人も居ます。
でも、普段は普通なのに・・・彼らもその賞=大きなスポンサー獲得と言う目的で発表していました。
だからこう言った賞に名前が出て来る人はみ~んな【商業的】目的に自ら身を入れてるんですね。
僕に今回最も大きな印象を与えたのはロストアロー社長の坂下さん!
あの話す時の輝いた目はプレゼリ氏以上に輝いていました。
そして、こうした機会を日本の若いクライマーの為に、日本のこれからの登山史の為に行われている
と言う感じが凄く伝わり、坂下さんの素晴らしさを今一度感じる事ができました。
最後に。坂下さんありがとうございました!!
- 2007/11/07(水) 23:32:51|
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