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La Vie d'un Guide

山の男! 江本悠滋のBLOG

ガイド・・・

日本アルパインガイド協会(AGS-J)が、(社)日本山岳ガイド協会(JMGA)から除名された。

とネットで流れているではないですか。
そこでそのままの勢いのまま少し調べてみたのですが・・・

【原因は「日本アルパインガイド協会が独自に認定した人物が、ガイド業務および募集行為を行っている事実が判明」と言うことで「再三にわたり通知するも、現在に至るまで是正されることがなかった」ため。】

と成っています。

日本のガイド組織は本当に良く解らない。

各組織ごとで方向性も内容も違うし・・・
1つの組合の中でも・・・

自分はジャパン・アルパイン・ガイド組合(JAGU)と言う組合に一応は所属しています。
これは『国内でガイドするなら日本の組織に属した方が色々と良い』との事なので、フランスのガイド
組合に登録していながら日本でも登録しています。(でも資格は全くフランスの資格ですが)
まあその時、少し知ってた日本のガイドさん達や自分の判断でこの組合に入ったのですが、この
組合でさえ今ひとつ歯車が上手く回っているとは思えないのが現実。

日本での山岳ガイドと言う職業の認知度や評価は《非常に低い》のが現実で、本来の組合の目的は
そうした弱者が集まり、力を合わせて一定の評価を得るのが目的のはず・・・なのに。

僕が見る日本のガイド
実力が非常に低い!!  (自分が高いとは思いません。ガイドとしては僕位がスタンダードだと思う)
日本の山が技術的にそれほど難しく無いから許されるのか???
個人の技量が有って、その後正しいガイディング、そして決められたルール。
この3つにより正しい経験を積み、ガイドとして育って行くはず・・・なのに。

技量は低い。今や12を登って中級クライマーと言われる時代。
12を登れるガイドの割合は??って中級クライマーがガイドでは・・・
って11が登れるガイドの方が少ないかも。せめて11a くらいは登って欲しいと思いませんか?

ガイディングの技術、ENSA(フランス国立スキー登山学校/ガイドコースとしては僕が日本人で
唯一正式に入学して卒業した学校)で講習を受ける。なんて皆書くけど・・・その他の人はどうする
のかな?って。

そしてガイドとしてのルール。
最近《ガイドレシオ》と言われる害度のルールみたいな物が発表されたけど・・・
ガイド1人に対する顧客の数にもプラスαが有ったり。1対2で登るルートで1対3は全く違うと
思うしな~

だから言いたい!
皆で傷口なめ合ってないで高い意識で自分達の存在と行動を世間に認めてもらえるよう努力しようよ!力を合わせて!
  1. 2007/11/02(金) 10:37:16|
  2. 一言もの申す!
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

AGS-Jのこと

初めてコメントします。
といっても、江本さんとは何度か山でお会いしているんです。私もガイド登山をしている1クライアントです。
今回のAGS-Jの件についての江本さんのコメントを拝読して、ちょっとコメントしてみたくなりました。

1クライアントとしても、確かに日本の山岳ガイド組織ってよくわからないところがあります。
私がガイド登山をするのは、もちろん、自分達では行くことのできないルートに行ける、とか、自分達のスキル向上のために確かな技術を学ぶ、とかいろいろありますが、1番の理由は、やはり「安全」のため、言い換えればお金を払って命の補償を買っているわけです。
でも、今の日本のガイド業って、「フィーが発生すればガイド業」と考えると、日本山岳ガイド協会(以下「協会」)に所属していない「ガイド」もたくさん存在するように見受けられます。そして、協会に所属しているかORいないか、によるガイドの力量の差は、一般クライアントにはなかなかわからないと思います。
協会に所属していないことで、ガイド業界でどれだけガイドがしづらいか、ということは、私にはわかりませんが、変な話、クライアントさえいれば、ガイド業は成り立ってしまうんですよね。極端な話、AGS-J所属のガイドも今もガイドができる。法的な縛りはないわけで。
例えば、無免許の医療行為は法律上の犯罪になるけど、無免許のガイド行為によって警察に捕まることはない。
江本さんのいうように、ガイドの技術向上はとても大切で、いわばそれは私達クライアントの命の安全に直結していると思うのです。
そして、ガイドさんが「正しく」ガイディング技術を習得すれば、おかしいことはしない(レシオで1対2のルートに3人のクライアントを連れて行くようなことはしない)と思うのです。
私は幸い、優秀なガイドさんにお願いしているのですが、だから余計に、技術のないガイドが起こす事故がマスコミで騒がれると、胸が痛みます。
一般の人からすれば、新聞に「山岳ガイド」と出れば、資格の有無、協会所属の有無など関係ないのですから。
長くなりましたが、優秀なガイドとの登山は、得るものも多く、とても楽しいものです。そしてその楽しさは、言うまでもなく「安全」と、ガイドに対する「絶対の信頼」の上に成り立っているのです。ですから、山岳ガイドの皆様には、江本さんのいうとおり「力を合わせて」頑張ってほしい!
生意気なことも言ったかもしれませんが、ガイドに命を預けている1クライアントの意見、ご容赦下さい。
  1. URL |
  2. 2007/11/02(金) 13:19:03 |
  3. su-san #-
  4. [ 編集]

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☆フランス国家スキー指導員
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