アラスカって聞くと大自然

ってのが代名詞かな~
登山の世界ではやはりマッキンリー

がアラスカの山の代名詞かも。
それは日本で最も有名な冒険家『植村直己』さん

が遭難した場所だから?それとも北アメリカ最高峰だから??まあ、実際に行ってみれば登山者も多いし商業登山化された登山って印象が大きいかも。
そんな話は置いておいて、簡単にこのマッキンリー登山の全様をお話します。

まず僕達(5名)はシアトル経由

でアンカレッジに入り、そこで食料

や装備の足りない物を買い足しタルキートナと言う小さな村へシャトルバス

で移動。
ここが最後の村

。ここからはセスナで氷河に降り立ちいよいよ登山開始と成る訳です。
その前にレンジャーステーションでチェックインをするのも忘れずに。

氷河に降り立つといよいよ本格的な(?)登山の開始。これから最短で2週間、
最長で3週間の登山の開始!
ソリーとザックに荷物を分けて登のですが、1人あたりの荷物は40KGかな~

とこんな感じです。
行程はと言うとセスナ

が着くランディングポイントが標高2200mでそこから2000mまで下り山頂6196m

までをC1、C2、C3、メディキャルキャンプ、ハイキャンプと順に高度を上げてキャンプ

を設立して頂上を目指す訳です。
もちろん一度に40KGもの荷物を上げる事は難しいので同じ行程を2度程行って、1度は荷物を上げ、翌日キャンプを上げるなどして登ります。
この手の高所登山は高度順応と言って体内に取り込む酸素料を増やせるように体を慣らして行く事が登頂を成功させるキー

ファクターです。なのでゆっくり

、ゆっくり行動するのです。

ここはC3。

豆情報!
トイレ

&

はどうするの?って知りたくありませんか?
レンジャーステーションでチェックする時に携帯用トイレ(ポリバケツの蓋付き)とビニール袋を渡されます。そうです。そのビーニールにためて決められたクレパス(氷河に開いた穴)に捨てるのです。天気がいい日

はともかく天気が悪い

と最悪!

マイナス20度で雪に当たりながらお尻出すのはつらいです。小便は人によってテントの中でビンにして捨てると言う人も居ますが・・・
そうそう、4300mに有るメディカルキャンプでは素敵

なトイレ↓が有るのです。

↑大展望の野外トイレ


とまあこんな生活をおくりながら山頂へ行って無事帰国しました。

(とは言えもう1週間くらい前ですが・・・)
2年連続で行ったからもう来年はちょっとパスかな~
- 2006/07/10(月) 04:02:29|
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