フランスでは2年期とにフランス選抜チームと言うフランス山岳会(FFME)の若手エリートチームが結成される。男子のチームは以前からあったが今年からは女子のチームも結成される事に成った。
実際にこの活動は既にスタートしているが、この姿勢を見ても大きな組織レベルでフランスの山岳文化の繁栄を目指している姿勢が感じられる。
最近のスポーツ業界の傾向として女性をターゲットとにしたレディースモデルの製造販売に力を入れる姿勢はここ数年強まっている。アルピニズムと言う特殊な分野にもその傾向が《同じよう》に進んでいるようだ。
今回選抜されたのはフランス国内から19歳~28歳の8名で今後2年間に渡りフランス山岳会のバックアップにより様々な活動が行われる。
男子の場合は21歳までと年齢制限が有り、国内から多くの若者がこの選抜チームに入る為の選考会に参加する。2年間と言う期間で研修や遠征を行いアルピニストとして大きな経験がつめ、2年期はフランス国家資格山岳ガイドカリキュラムの入学試験の免除が有る。
女子の場合はこうした年齢制限や入学試験の免除は無いようだが今後、レベルが上がるにつれ男子と同じようになるだろうと思う。
現在、彼女達の最初の研修がはシャモニー周辺のアメリカンエイドのエリアで始まったいる。
A2~A3のルートで今回の研修が行われているようす。
こうしたフランス山学会の活動も光る事ながら、それに参加する人の思考も日本とはかなりのギャップを感じる。
中でもメンバーの一人は長野オリンピック、アルペンスノーボード金メダリストのキャリン・ルビー。兄のジェロームはシャモニーのガイドで今ではもっぱらベースジャンプにはまっているが、グランドジョラス北壁のスノーボード初滑降もした凄い山男!
そんな兄の妹だから・・・とも言えるが日本人で同じ経歴で・・・と思うとその彼女、いやフランスと言う国の国民が山に対して感じる物が明らかに違うと思う。
日本でもいつか・・・
- 2006/11/02(木) 00:11:52|
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アルプスの山で活躍する女の子!スゴイかっこいいなあ

!
女の子が山で頑張っていると聞くと、とても嬉しいです

。
最近他のスポーツでは、サッカーの中田、野球の松井など世界のトップ界で活躍する日本人が目立ってきました。女の子も、オリンピックで活躍したりする人も多いですよね

。
私も、トップとは言わずとも、世界中の山やと交流をもって色々な山に行き続けたいなあ。
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- 2006/11/02(木) 00:52:42 |
- おかだ #-
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