
夏を振り返ると何時も早いと感じますが、今年も同じく何だかんだと早く感じる夏でした。
雪の少ない冬あけの6月はコンディションにも恵まれましたが、7月の悪天候の1ヶ月を置いても8月は
非常に乾いて痩せ細った氷河には多少の雪をもたらしましたが8月もあっと言う間に落石の多い夏に成って
しまいました。
どうしてここまで氷河が後退し、やせ細り、しまいには山を支えられなくなっしまったのかは想像でしか
考える事ができませんが確実に大きな変化を迎えていると感じました。
まずはお客様や仲間にも怪我も無く無事にハイシーズンを終わる事をでき感謝しています。
帰国後も9月中はすでに多くの予定を頂いていますのでまだ忙しい時期が続きます。
そして、新しい挑戦も色々とたくらんでいる所です。
色々な事に挑戦し、楽しく過ごす。
僕のお客さん達のようにね!
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- 2011/09/16(金) 00:24:11|
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夏のシャモニーも後1週間だけと成り、山で会う仲間とは今シーズンを振り返る話しに
成る時期。
山では例年のように事故はあったけれど、同僚や仲間の事故は無い良いシーズンかと誰
もが思っていたのだけど・・・
長年ENSAで教官を勤め、定年後には日本にも何度か来ていたみたいなので日本の皆さん
にもお伝えしたくてこうしてBlogを書いています。
彼は僕がENSAに入って最初の研修の時の教官の1人でした。
当時は有名なクライマーやアルピニストが揃ったENSA教官の中でただ一人”おじいさん”
的な存在で何時も笑顔で周りを柔らかい空気に包んでくれた《ジョン・クードレ》さん。
70年代からENSAの教官を勤めたベテラン中のベテランガイド。
近代的なアルピニズムの最先端に憧れている僕達のような若いガイドに昔からのガイドの
仕事や、先輩達の考え方を感じさせてくれた彼、研修中には本当に楽しい想いでばかり。
昨日、9月7日(水曜日)の午後に69歳にして山で亡くなりました。
シャモニーの赤い針峯郡でゲストとクライミングを終え、不運に踏んだ草が滑り・・・
今日、そのルートを事故があった事は知らずに登って来ました。
途中で出会ったクライマーに『昨日、ここでガイドが死んだんだってね・・・聞いてる?』
と聞かれ事故が有った事は知ったのですが、まさか。
本当に残念です。
どれだけ経験があってもどれだけ技術が有っても山登りには危険が付き物で有る事、そして
その危険は一瞬にして大きな事故につながる事を最後に改めて伝えてくれたような気がします
- 2011/09/09(金) 02:03:55|
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※photo by Yousuke KASHIWAKURA
4000m級の山の麓で石ころ登り♪
もしかするとこの岩も500年前にははドリュの山頂にあったかも!?
何処からか落ちた岩であることは間違いないし、氷河によってこの原っぱの上まで運ばれた事も間違いない。
一日中、山の中に居てもこうして夕方岩遊びするのが僕の息抜き。
本当、シャモニーは良い場所だな♪
- 2011/09/06(火) 05:33:17|
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9月に成りシャモニーの山も随分静かに成って来ました。
Nさんもこの静かな山が気に入って頂けたようです♪
そしてカメラマンの柏倉さんもザイルにつなぎ山に入っています。
カメラとは違い慣れないアイゼンとピッケルを持って山の斜面に残すのは少々不安では有りますが・・・
撮影には最高のロケーションです!
- 2011/09/04(日) 17:06:30|
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