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La Vie d'un Guide

山の男! 江本悠滋のBLOG

今日も快晴の小川山

天気予報では曇りでしたが朝目を覚ますと素晴らしい秋晴れ!
2峰周辺でたっぷりクライミングの《基礎》を学んで頂きました。
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本当に暖かい1日でした~!
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小川山を満喫した3日間でした。
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  1. 2007/10/30(火) 18:47:02|
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小川山:ウスノロマン

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小川山は今、まさに最高の紅葉!!
この日本らしい季節感を感じながら森を歩いて岩壁を目指す。
まさに日本らしいクライミングです。
平日ながら駐車場には何台ものクライマーの車。
森の中から叫び声。本気トライの時期なんですね。
さて僕達はマルチを楽しみに八幡岩のウスノロマンへ。
途中から道は悪く成るものの45分程で取り付きに着きクライミング開始!
DSCF1244.jpg
↑取り付き

1ピッチ目の取り付きですが最近大きく剥がれた後が・・・
岩は結構風化が目立ちますね。
トポ上では2ピッチ目は『岩にもたれかかるように・・・』と有りますが、全くもたれかかれそうな距離に
岩は・・・結局3m程下がった所から取り付きました。
途中ガバが剥がれそうでした。
DSCF1250.jpg
↑2ピッチ目

3ピッチ目はルナ・バリエーションから4ピッチ目まで繋いで充実した40mの1ピッチ。
その後トラバースの1ピッチと山頂へ抜ける1ピッチ。
紅葉を見ながらのクライミングはまさに《登ってる!》と感じるクライミングでした。
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↑これも食べられるのかな?
DSCF1256.jpg
↑山頂からの景色!!
  1. 2007/10/30(火) 18:41:52|
  2. ガイディング
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スペシャリスト

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登れちゃった。
今日、北アルプスに曇がかかっていたので小川山に流れ着きました。
午後の良い時間帯に良いトライができました。
コンディションは今までで最高だったけど僕の登りは”ザツ”でスタンスは探すし、間違えるし、ホールドは正確に持ててなかったし・・・だけど登れちゃった。
グレードは13dなら最高グレードの更新だけど・・・
13Cなら実に10年ぶりのグレード。
どちらにしても自分が少し強くなったと感じられたから良かったかな。
それにしてもこのルートは登ってるって実感の無いまま終わってしまう不思議なルートでした。
  1. 2007/10/28(日) 17:24:06|
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日本シリーズ第1戦

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名古屋が地元の自分はもちろんドラゴンズファン!
2年連続の日本シリーズ。
でも日本1に成れないのもドラゴンズ・・・
初戦のケンシンのピッチングもあの初回の2つ続けてのフォアボールとホームラン以外は
完璧なピッチングだったし。
勝負の世界は厳しい世界だ。
  1. 2007/10/28(日) 06:52:18|
  2. プライベート
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フランソワ・プチ&ステファニ・ボデの FreeWall project

少し前のフリークライミングのコンペに興味を持ってた人にはなじみの有るこの2名の名前だと
思います。2人んともコンペでも凄く強かったですからね~
そんな2人はコンペから離れて世界中でクライミングを楽しんでいます!
フロンソワはコンペを辞めてから山岳ガイドの資格も取ったし。
(彼の地元はシャモニーから1時間の所お父さんも山岳ガイド)今は彼女(ステファニ)と世界中の
壁を登ってますね。
3年位前にはメールドグラス(シャモニーの氷河)で『これからジョラスのウォーカー凌へ
行くんだ』と会話したのを覚えてます。その時も彼女と一緒だったな~
そんな彼らがモロッコに新ルートの開拓&フリーに成功しました!
BABEL - Topo

ルート名:Babel
標高差800m(20ピッチ)
グレードはMaxで7c+(13a)


  1. 2007/10/27(土) 11:38:25|
  2. 豆知識
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八ヶ岳:アイスキャンディ制作

PA240007.jpg

またまた1年がたちました。
八ヶ岳、赤岳鉱泉で造るアイスキャンディーの土台造り。
この作業をすると『もう冬がくる』と言う気がします。
当初の予定ではもう1.8m程前に出す予定でしたが、強度的な問題で2日目途中で解体決定。
でも下部からは5m以上の張り出しになりましたよ!!
今シーズンは北海道下川で行われていたジャパンカップも無く成ったと聞いているので、大きな
壁で遊べるのは鉱泉のアイスキャンディーコンペだか?に成ってしまうかも・・・
日本全国から集まった山岳ガイド30名程+鉱泉スタッフの頑張りで今年も土台が出来ました!
後は皆様の起こしを鉱泉スタッフ一同でお待ちしている事です!
是非遊びに行ってみて下さいね!
PS:今年はドライ部分をリードで登れるようにしています。(登れるはず)
  1. 2007/10/25(木) 12:37:02|
  2. お知らせ
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考える・・・そしてその結果

少し前から触っている小川山のルート《スペシャリスト》
これを登りに日曜日&月曜日に小川山へ足を運んだ。
このルートの核心はぶっちゃけ”クリップ”。2本目のクリップを飛ばし、3本目のクリップを安全に
クリップする事がの僕に取ってこのルートの核心・・・
日曜日、普通に2本目までプリクリップをしトライをしていた。
(1本目はビレーヤーの降られ止めで2本目が実質のクライマーに取っての1本目のプロテクション)
前回までは左のガストンでたぐって4本目をクリップしようとしていたのですが、(その時のビレーヤーいわく『皆下からたぐってクリップしてるよ。上だして落ちるとグランド有りかも・・・』との助言を聞いていたので=確かに下からたぐるとたぐり落ちる心配も有るがヌンチャクを何時でも掴めに行ける体制でのクリップだからグランドの可能性は少ないかも。でもこの体制でのクリップは非常に悪いのも事実。)
日曜日は2手勧めて、右手のカチを取ってから腰クリップに変えてみた。
これはやっぱ、ヌンチャクは落ちた時のプロテクションで有って掴みに行くのも・・・と言う事と、腰の位置でのクリップの方が簡単だし、《登る》とするとこれが正しい気がしたからです。
こうして少しずつ自分の中で色々と変えながらこのルートに接していたのですが、ここに来て《登れる登れない》うんぬんよりも大きな問題に遭遇した。
それは日曜日の最後のトライから始めた3本目(ハングドック用の支点?/飛ばしていたボルト)に
プリクリップすると言う事。

3本目にプリクリップした場合のメリットは:
1)左手ガストンからのたぐりクリップと言う選択は僕の中で消える事。
2)腰クリップが100%正解のクリップポジションに成り、クリップがこのルートの核心では無く
  成りムーブがこのルートの核心に成る事。
3)事故(グランドフォール)が起こる可能性が略無く成る事。

3本目プリクリップした場合のデメリット:
1)単純にルート中最も難しいムーブ中にヌンチャクがホールドにかかるから邪魔に成る。

※その他)
ビレーヤー次第ではグランドの可能性が非常に高い。

そんな事で日曜日最後のトライは3本目までプリクリップしてトライし最後のガバホールドを取りに
行く手前のホールドをきちんと持てずフォール。まあこれが日曜日の結果。
このトライの前まで自分の中でも、そしてビレーヤーとも話しをした結果3本目までプリクリップする
事にした。
理由:
1)2本目のプリクリップまでが一般的で3本目・・・と言うが30cm程上に有るだけの事。
2)3本目のクリップは出来ない(?&余りクリップしようと思った事が無いけど)でそれを飛ばす
設定ならボルトの位置が悪いだけに成ってしまう・・・
3)最大の理由はこれによってグランドフォールが略無く成る事。

翌日月曜日の午後、トライしにマラ岩に来て、3本目までプリクリップするとエクセレントパワーをトライするパーティーの内の1人に『2本目までがプリクリップで3本はずるでしょ。』との言葉・・・
まあ色々話した結果、2本目までのプリクリップでスタート。
前日と同じ最後のホールドでキョン足が決まり過ぎたのが敗因。
今思えばこのトライで登れていれば何も悩まずこのそこそこなルートからも開放されたのだと思う。
そして次にトライ。
右手のカチ(クリップするホールド)に手が届かずフォール。
すると左足はロープに掛かり頭からフォール・・・
yu-ji 004
↑その時の写真
下の大きな岩(あぶないのでキャンプ用のマットを置いていた。)に肩が触れる程度に落ちた。
もちろん降られて落ちるから2回目の降られでは手でなんとか頭に石があたらないようにする事しか
考えられなかった。
足がロープに掛かったから=下手
と言われてもきっとそんなに多くの人に『下手』と言われるようなクライミングはしてないと思う。
だから事故的な事で足がロープに掛かる事も有ると言う事を知って欲しいと思う。

この時、3本目までプリクリップと言う事を自分の中で決めかけた。
しかし、その『ずるでしょ』と言った人は『江本さんは注目されてるクライマーだから・・・』など
とおっしゃる。クライマーとしては別に注目されて無いと思うけど・・・まあ良いや。
こうした意見の中で最も簡単な解決方法は、言われたようにサクっとやる事。
嫌がるビレーヤーに強制する気も無いしもし自分がビレーヤーならビレーしたく無い。
(グランドして
怪我したらいくらなんでも少しは責任を感じてしまうから)
それで、その《おっしゃる》方にビレーをお願いしたのだが気持ちが上がらないまま終了。
ある意味、振り回された1日だったけど久しぶりに考えさせられた日でもありました。
※《おしゃる》方さんありがとうございました~!考える事が大切だと、また感じました!

ハングドック用にボルトを打つ事は許されるのか?
練習中は3本目にクリップしても良いのか?
クライミングは初登者と同じように登る必要があるのか?
命をかけて登るに値するルートなのか?
フリークライミングってそう言う物だったのか?
フリーソロできる程まで完璧にムーブを固めてさらにロープを付けるのがクライミングなのか?
様々な事を考えた結果。

3本目までプリクリップする事にします。

どちらにしても《プリクリップ》するルートだし、次のボルトは30cm程上なだけだし、そして何よりも
その方が何百倍も安全だから。
安全を求めてロープ付けて登ってるんだから。
日曜日に自分の中で決めた事と同じ理由です。

おまけ:《スペシャリスト》海外だったらとっくにフリーソロされててもおかしく無いルートですよね。
  1. 2007/10/25(木) 11:55:41|
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新しいスタイルの雑誌

ZERO G
zero G

ドイツに新しいスタイルの雑誌が今誕生しようとしています。
その雑誌の特徴はいっさいの《広告宣伝ページが無い》事です。
A5サイズの雑誌60ページが全てカラーで広告が無い!なんて素敵な雑誌だろう。
それだけで応援したくなる。
  1. 2007/10/24(水) 12:45:30|
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どうした自分!?

DSCF1243.jpg

秋だと言うのに秋晴れは何処へ・・・
今月はすっかり予定が雨と言うかこのグズついた天気によって変わってしまった。
仕事を失ってしまう僕も悲しいが、その日を楽しみにしていた参加者の方はもっと可哀想にも感じる
山に行かない分、ジムで登る時間が出来るのだが・・・
昨日の夜もT-WALL銀糸町へ
すると3時間程で初段2本、1級が2本、2級が3本・・・
登り易い課題やグレードが甘めの課題に当たるとこう言う事もあろけど今日は何か違った。
何が違うのだろう・・・
  1. 2007/10/19(金) 11:45:41|
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ウェアーのサイズ選び

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コメントにウェアーのサイズに関しての書き込みが有りましたので、コメント内だけでと言うのは
もったいなく感じましたので記事として書きます。
まず僕の体型ですが身長165cmの体重は63kg~58kg。足は長めってのは冗談ですが、
足は太めですね。
こんな僕のサイズはズボンはSサイズ(ARC'TERYX)ウェアーはMサイズ(ARC'TERYX)が基本
のサイズです。
山でのクライミングもスキーでも同じ事が言えるのは《タイト過ぎずゆる過ぎず》です。
締め付けられて保温力も低下しますし、動きにきくなります。しかしダブダブの大きい物では、
足下が見えなかったり、バサ付いたりと違和感を感じます。
そこで一番大切なのは《どのシーンで何と合わせるかを想像する》事です。外気温度や天候、
中に着るものは薄手のインナーなのかフリースやダウンと言った厚手の物かなどなど。
それを想像して決めるのがベストだと思います。
  1. 2007/10/19(金) 11:00:40|
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フリークライミングワールドカップ

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先週末の13日と14日に埼玉県でフリークライミングのワールドカップが開催されました。
そうなんです。岩登りにも世界的な大会が有るのです。
メジャースポーツでは無いので当然大きな大会では有りませんが、日本での開催は実に15年ぶり
とのこです。
シャモニ-で行われるワールドカップは何度か見た事が有りますが、シャモニーは屋外で入場無料
に対し日本では室内でチケット発売。運営環境の違いもあるようですね。
僕が期待していた選手同じ年の伊藤選手!!
よく頑張ってくれたのでは?と思います。
そうそう先日《youtube》見てたらクライミングは『ガンバ!』しか言えないスポーツって動画が
面白かったですね~応援する人が全員上を向いて『ガンバコール!』
そうそう、大会で何を競うかって?
簡単に言えば高さです。一番高い所まで登った人が1番。
  1. 2007/10/17(水) 13:12:16|
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世界戦が・・・

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先日のボクシング世界タイトル選が今話題に成ってますね。
僕も内藤チャンピオンを応援していました。(アンチ亀田家ってのも有りますが・・・)
試合をテレビで見ましたが本当にヒドイ試合でした。内藤選手が可哀想に思える程でしたね。
昨日、亀田家に対して処分が決まりました。
先日自分がブログに書きました。《責任》
これもまさにそれですね!
メディアが騒ぎ立てて、亀田家を持ち上げ続けて、この結果です。
きっとメディアは臭い物からは逃げろと言わんばかりに数日もすれば彼らが存在しなかったか
のように放れて行くでしょう。
それってどうよ!
誰が悪い?メディア?父?本人?ボクシング協会?
そっとして置けば彼らも5年後に本当に凄い3人兄弟として人気が出ていたかもしれないし・・・
こういう大きなメディアの力って強いだけに。
  1. 2007/10/16(火) 08:33:04|
  2. 一言もの申す!
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猿岩

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東北道は水沢ICで出て下道を30km弱に位置する石渕ダムの畔に位置する高さ200m弱の壁。
そのダムも今は新しいダムの建設が始まっていますが、そのダム建設の景色は異様でした・・・
まるで火星を開拓するような・・・って火星知らないけど。
旧ダムの手前を左に入る林道を通りダムの右岸へ渡り猿岩トンネル手前に駐車。
トンネル手前から右に入る踏み後をたどると石切り場(左手)に出ます。それを見ながら踏み後を
辿ると岩いわした尾根にぶつかりその尾根上の踏み跡を辿るとピンクや赤のテープに導かれて
岩場の下にでて岩の基部を壁にそってトラバースすると僕達が登ったKGカンテ?取り付きにでます。
DSCF1238.jpg

↑ここが僕達の取り付き部分。左のハングの右からリングボルト沿いに登り左のフェイスへ
50mで上のテラスへ出ます。10b位?リングボルトノ浅打ちが多いのが・・・
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↑3ピッチのこのルートのハイライト
2ピッチ目(5.9)はリングボルトが多いかったのですがこの3ピッチ目はハーケンのみ!
凄く良いピッチです!!5.10b位かな?
DSCF1236.jpg

↑最終4ピッチ目。5.9

情報:
アプローチ車から30分弱
50m×2
ヌンチャク10本
カム(小さめが使えました)
  1. 2007/10/15(月) 21:05:56|
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岩泉:ひょうたんケイブ

せっく東北まで足をのばしたので少し岩場も訪れよう!との事で日本3大鐘乳洞の龍泉洞の近くに
ある《ひょうたんケイブ》へ行ってみる事に。
前日の夜はむつ市のおじさま&おばさまがお進めの『うまい物が食べられる場所:下風呂温泉』に
泊まり海の幸を楽しみましたよ~!!
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↑こちらがごちそう!!

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ひょうたんケイブはすごいケイブです!
お昼過ぎに到着し、今日は遊びモード・・・
盛岡のクライミングジム《ワンムーブ》の方々と一緒させて頂きました。
ビレーしてくれた人&そのお友達達ありがとうございました!!

僕が登ったルート:
亀屋万年堂:5.11c OS 凄く良いルート!
ロックショー:5.12b OS どっかぶりのガバルート。お買い得12かも
パンツアークンスト:5.12c 短くてムーブが解ればお買い得かも。ダイナミックなムーブで素敵!
コブラ:5.13a 本気トライ1回では登れず・・・ってムーブ間違えれば落ちるよね。トホホ

帰りは地元クライマーお進めの冷麺を食べに盛岡インター付近の《ヤマト》へ
DSCF1226.jpg
↑うん。美味しかった~

おまけ写真:
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↑地元クライマーin龍神13b
このルートはここの看板ルートって感じですね~登りたい1本に仲間入り!
次回はゆっくりこれ狙いで来たいくらいに良いル-トぽい。
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↑亀屋万年堂を登る地元クライマー




  1. 2007/10/15(月) 21:04:42|
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縫道石山(626m)

東北を目指し車を走らせていたところ、下北半島に日本のデビルスタワーが有るという事を聞き
『じゃあ行ってみようか~』って事で・・・
走行距離ざっと800km!!
DSCF1161.jpg

※地元の人はニキビってよんでるみたい・・・
ニキビを歓迎する人は居ないけどこんなニキビならクライマーには大歓迎ですね~
DSCF1158.jpg
↑2日目の朝、むつ市郊外で迎えた日の出!
縫道石山で登れると言う情報だけで出発。
岩場を見ながら、壁を読みながら、初登者の気持ちを感じながら登る快適なクライミングは最高!
週末と言う事も有って山頂には地元の登山者が大勢いらっしゃいました。
DSCF1160.jpg
↑駐車場には熊注意!熊よけの笛の貸し出し箱が設置されてるではないですか。
やっぱ熊には出くわしたくないですよね。

岩場の取り付きは登山道を登ると岩場の下部間際に直接着きました。
でも何も情報が無いので登りたい&登れそうなラインを探して登りました。
DSCF1162.jpg
↑ここが僕が選んだ1ピッチ目

目新しいハーケンが2本、ルート後半は真すぐ少しハングぎみの凹へ入り45m程ロープをのばし
はい松のテラスでビレイ。僕の感覚で10a位。(カム使用)
DSCF1163.jpg
↑これは1ピッチ目の出口(上から見た写真)

2ピッチ目は15m程上の日陰のテラスへ。ここは5.8(カム使用)

3ピッチ目は凹が無難そうだけど草木が多いので左のカンテを45m位でピナクルの頭へ
ここも10a位。(カム使用)

ピナクルからクライムダウンで下のテラスへ。

4ピッチ目はテラスから尾根上を進み2つ目のピナクルの下部を左から巻いて1コルへ。
25m位5.6?(カム使用)

5ピッチ目は目の前の登ってくれ!と言わんばかりのRCCボルト沿いに登る。途中のビレイポイントを
飛ばして次のビレイポイント(テラスの手前)まで50m。10c位クライミングを楽しめるボルト感覚!!
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↑5ピッチ目

6ピッチ目は山頂の気配がする方向(右上)を目指し弱点を突いて山頂手前のテラス。40m.5.9
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↑6ピッチ目途中からみた5ピッチ目のビレーテラス

7ピッチ目は山頂まで15m5.7
DSCF1178.jpg
↑山頂には先週置かれたばかりのピカピカのプレートが!

ルートは腐ったリングボルトは無くハーケンやRCCボルトがいくつか有りました。
岩は基本的には固く、岩こけが多いのが少し気には成りますが凄く良い岩場です!!
標高差は200m弱と言った感じでした。
使ったギアー:
50m×2(山頂からは登山道なのでシングル1本でもOKでしょう)
ヌンチャク10本
カム1セット

DSCF1190.jpg

ここまで来たら大間へ行って本場の大間マグロを食べたい!
と言う事で大間へも足を運びました。
港は殺風景で想像していた港とは違いましたが、木箱に入ったマグロが並び出荷作業の真最中でした。
DSCF1195.jpg
↑綺麗に梱包され木箱に入れられた大間のマグロ!
DSCF1193.jpg

このトラックに乗れば明日の朝には東京築地に行けると思うと・・・僕もこの荷台に・・・。
  1. 2007/10/15(月) 20:36:45|
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ネット環境!

ようやくネットがつながる環境に来ました~!
これから少しずつアップします。
東北まったりツアーです!
  1. 2007/10/15(月) 18:34:36|
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青森

は下北半島に来ています。パソコン繋がりしだいレポート&写真をアップしま~す。
  1. 2007/10/13(土) 17:33:23|
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小川山は良い感じ!

前線が行ったり来たり・・・
雨雲がめまぐるしく移動する中小川山へ。
昨日は午前中まで降る前も午後には止み晴れ間が・・・との予報も外れ一日中雨。
でも僕の目的のルートは関係ない!
だって穴の中なんだから。
そんな事で1日しっかりムーブを探りました。すると前回来た時に見つけたムーブとはほとんど違う
ムーブが良い事に気が付きました!
(※クライミングは足の位置が数センチ違うだけで登れたり登れなかったりするのです。)
そして一夜明けた今日は本気勝負!!
アップをストレッチと軽い運動で済ませて早速取り付くと、核心のムーブは止まりクリップの位置ま
で行ってクリップ出来ずに・・・失敗。でも感覚的にはいい感じ。
そしてお昼過ぎに2便目。
するとクリップも出来て右手が上に出た!
ここもかなり余力を感じていたせいか足を探し過ぎて・・・
結局このトライが今日の最初で最後の登れた可能性が非常に高いトライでした。
少し力にゆとりが有れば・・・
もう少し下部のパートで力を温存できれば・・・
そしてもう少し自信を持てば・・・

そして登り足らない僕は東京に戻り90分程T-WALLで登ったのでした。
DSCF1126.jpg

この黒い屋根みたいな所にへばりつくルートが今日トライした《スペシャリスト》。
※ルートに残置されてたボロヌンチャクは『もう何年もかかってますよ』との事だったので回収して
取り付きに置いておきました。

DSCF1133.jpg

↑僕が登ってる岩の上側には5.8?のスラブ
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↑今日はご覧の通りの快晴!!
DSCF1146.jpg

↑マラ岩の頭って普段はもっとい丸く見えますよね~
DSCF1153.jpg

↑マラ岩の一番かっこいい面!
  1. 2007/10/10(水) 23:20:46|
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Fall Line 2008

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様々な魅力を秘めた雪山。 なかでも、深々と積もったパウダースノーは、今も昔も多くの滑り手達を魅了して止まない究極の悦楽と呼べるでしょう。 その山が、その斜面が最高のコンディションを見せるときに、板をフォールラインに向けて滑り込ませる。ただそれだけのことが、どれほどの人を夢中にさせ、どれほどの人生を変えてきたことでしょうか。 小誌はそんなライフスタイルを送るコアなスキーヤー、スノーボーダーたちが待ち望む1冊です。

タイトル : Fall Line2008 [フォールライン 2008]
発行・発売 : 株式会社 双葉社
発売日 : 2007/10/10(水) 全国一斉発売
定価1,300円(税込み)
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
またまた滑りネタです。こちらの雑誌にもコラム書かせて頂きました。

  1. 2007/10/08(月) 17:54:08|
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イベント無事終了!お集り下さったみなさんありがとうございました!!

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昨夜、金町のARCショールームでイベントには20名程の方が集まって頂きありがとうございました!
年齢層もアクティビティーも大きく違う方が集まって頂きとても楽しい時間でした。
次回開催も予定していますので是非参加下さい!

arcteryx-store-white-03.jpg

《ちょっとした》イベントは10月7日(日)の夕方6時より7時までの時間で3ヶ月過ごした
シャモニーでの登山等に関する報告会とその他座談会を開催します!
ヨーロッパの山を知りたい人、今のヨーロッパの山の現状を知りたい人などなど写真を見ながらの
1時間を予定しています。
そして《スペシャル》なイベントはその後、アークが参加者の方々の為にサンプル等のスペシャル
販売を企画してくれます。あのアークがお手頃に!
ご家族、お友達を誘って是非足を運んで下さい!!

日時:10月7日(祝日) 18:00~
場所:東京都葛飾区金町2-27-12 《ARC'TERYX SHOW ROOM》
定員:20名
  1. 2007/10/08(月) 10:27:50|
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2008 POWDER SKI

実業之日本社より《POWDER SKI》が発売されました。
bgps.jpg


まだまだ秋も遠くに感じますが、パウダースキー満載の雑誌です。
この雑誌の99ページから10ページに渡りロシアの僕達の旅が出ています!
ソチはその後、オリンピック開催国に決まり今後どのように変わって行ってしまうのか心配でもあり
期待して見てみたい物です。
今、僕の頭の中はクライミング一色・・・でももう3ヶ月もすると・・・
まっ季節が有るって事は良い事だし、後10年したら白馬じゃ滑れないくらいに温暖化が進んでしまう
かもしれないし。
  1. 2007/10/05(金) 23:10:33|
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今シーズン初岩場!!

お天気に悩まされながらも小川山へ行って来ました!
もちろんお天気の不安は有りましたがね・・・
今回はボルダラ~との小川山。
ちょっとボルダーもデビュ~かなと思いながらウキウキで到着。
そして湿った岩を前にちょっとへこむも気分は最高!だって小川山気持ちいい~んだから。
秋を感じる紅葉を始めた景色、河の流れる音、鹿の鳴き声・・・気持ちよい。

早速僕達はお目当ての《しゃくなげエリア》の《大いなる河の流れ》にトライ。
初めて触る課題。一緒の○澤君は本気トライDay。
自分はと言うとアップがてらムーブを探りさくっと・・・とは行かず、前半の右手のスローパー
(甘い平たいホールド※クライマー用語)をもう一つ上に出す時に足が切れてしまう。
(切れる=はずれるです※クライマー用語!)。
その部分以外は問題ないが1手足りない=つながらない・・・
登れなかったけどボルダーの楽しさを堪能しました!!

その後お昼過ぎからはボルダーマットを置いて、ロープ&ハーネスに道具を変えて《マラ岩》へ
お目当ては《スペシャリスト》。
それにしても傾斜が小川山らしくない・・・この壁は以前から見ていたけれど登る目で見ていなかった
からか今回見る壁の傾斜は恐ろしいほどにきつい。
残置のヌンチャクも有るので早々、ムーブを固めに出撃!
3手目から突然悪く成る。
この3手目を止めるのに数便・・・
次の4手目は今回解決出来ず。
5手目からは無事解決成功。
それにしても午前中のボルダーのせいか、それとも普通に指が痛いのか、指と手首が以上なほど
痛い。
でも良い目標が出来た日でした!!

あっ~!もっと上手く&強く成りたい!!

PS: おまけ
↓マラ岩の開拓王と言うルートを登るを登るクライマー↓
IMG_5174.jpg

  1. 2007/10/05(金) 21:27:44|
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今日は何の日?

10月3日は《登山の日》なんですって。

車のカーナビが今朝教えてくれました・・・

今日から甲斐駒の予定でしたがお天気が不安定そうなので急遽延期に。

ガイド業はお天気に左右される仕事。

それが大変な所です。
  1. 2007/10/03(水) 16:16:06|
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新兵器!!

今までクライミングシューズはそれほどこだわってはいませんでした。(?)
この数年はスリッパタイプの靴ばかり・・・
今の靴が好きだし、他の靴に変える必要性もそれほどは感じなかったし登りたいルートはそれなりに
登れたし・・・
しか~し!!
まわりのクライマーを見ていると登る壁やルートのスタイルによって色々な靴を使い分けている。
と言う事は当然それが良いと言う事!やはりクライミングのように少ない道具しか使わない遊びだから
こそ靴を使い分ける事は大切なんですね!   ・・・きっと。

CIMG3656.jpg

と言う事でこの3足を購入!!
奥のモカシムは今まで使って来てる靴だから、どうして諦めきれず。
靴を見ながら『この靴であのルート。これであのルート』と心ウキウキしてます!
  1. 2007/10/01(月) 17:27:02|
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プロフィール

江本悠滋

Author:江本悠滋
☆フランス国家山岳ガイド
☆フランス国家スキー指導員
☆UIAGM国際山岳ガイド

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