先日も等ブログで触れた温暖化現象。
温暖化を防ぐと言う事の前にこれまでどう地球が変化して来たかを知る大きな鍵が
氷河の中に閉じ込められた気体や物体。
ある学者は『鯨や象を保護する事は簡単な事。なぜなら気候を守る事は出来ないのだから』
その通りだと僕は思う。
生物を守るために行われている活動はいくらでもある。
でも今、僕達が当たり前のように感じる《四季》。
これを守るための活動は行われているのだろうか・・・
今、シャモニーでは《人と氷河》と言うテーマの展示が行われてます。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

そこで見る物は驚く事が多いのですが、その中で僕が言っている氷河が後退すると言う
現実を解りやすい伝える為に2つの写真をお見せします。
1つは現在の物、もう1つは今から100年程前の同じ場所です。
皆さんにも違いが解りますか??


下の写真では見えにくいですが、真っ白な部分(スカイラインの直ぐした)だけが今の
氷河です。
学者によると、このまま行くと50年後には地球上の氷の50%~60%が水に成って
しまうと言う。そして、100年後には間違いなく氷は0%に成ってしまうと言う。
もちろん地球上でスキーも出来なく成ってしまうわけだ・・・
今存在するスキー場でスキーが楽しめるのは後数年の事なのかもしれない。
そして白い雪や氷を見るのもその上を歩くのも出来なくなる。
エベレストや富士山の清掃が地球を守る事だと思われ始めてしまった現在の社会。(山で)
ゴミを集める為に必要な動力(エネルギー)を考えると、それ以上にやらなければいけない
事があるような気がする。
最後に2100年のメールドグラスを描いた絵がこちら↓ ↓ ↓

奥に見えるのがグランドジョラス。
雪も無く、氷も無く、北壁と言うよりは日陰・・・ラクダに乗ってアプローチ。
取り付きで釣りしてキャンプ。想像するとぞっとします。
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- 2007/08/31(金) 22:57:45|
- 豆知識
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シャモニーはすっかり雨です。
先週、数日の晴天がようやく続き夏らしいい気候でしたがそれも続かず。
もう夏も完全に終わりです。
今シーズンの天候を振り返ると今までに経験した事のない程に天気は悪かったです。
地元に住む友達のガイドと話しても、皆口を揃えて『こんな天気は初めてだ・・・』
と悪かったシーズンを振っています。
地球上がおかしな事に成っているのでは・・・と思います。
話は関係ないですが先日、僕のフランスの家族とその両親の結婚40年をお祝いしました。

アヌシー湖の畔のレストラン!

僕が前菜に食べたホアグラのポアレ!美味しかった~
- 2007/08/30(木) 16:33:04|
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コールデュモンテと言うコル(峠)がシャモニーとバローシィンの村の間に有ります。
ここにいくつかのボルダー(石ころ)が有り、夕方”ケンジ”と2人で少し登って来ました。
このエリアには10個位の程よいボルダーが有ります。グレードも最高は8が有るかな・・・
でも景色も良いし、ランディングも良しの良い場所です。
最近知ったのですが、今フランスのエースとも言われるシャボがここ《コールデュモンテ》
でクライミングを始めたそうです。※シャボってのは人の名前です。
夕方涼しい風と夕日に染まるベルトを見ながらのクライミングは最高!でした。

7cのトラバース課題をトライする”ケンジ”!
細かいホールドを繋げる良い課題でした。
久しぶりに触る細かいホールドに僕の指はビックリ・・・でも登れたので良かった~
- 2007/08/28(火) 06:43:52|
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シャモニーはお天気が回復したものの雪で岩は真っ白に・・・
それなら僕の育ったAravis山脈へ!!って事で行って来ました。
シャモニーからジュネーブへ向かう途中、拘束から見て左手に見える山脈の裏側が僕が
育った場所なのです。そこのシンボル的な山の一つに《Pointe Perc?e》と言う穴が開いた
山が有るのです。
その山の稜線のルートは今から100年も前に登られたこのあたりでは5本の指に入る程
美しい稜線です。グレードも5Cが登れれば登れるからこれも嬉しいかぎり!!

小屋までは車を降りて2時間程。小屋から取り付きまで1時間30分位かな。

生憎この日は僕達がルートに取り付くと雲がわき、何時もの高度感は少なくなりますが、
変わりにこの高所的な感じも楽しめました。

そして山頂直下から数分《ご褒美》の景色が!!右上に見えるのがモンブランです!!

そして下へ降りるとこのハイジーの世界!!
やっぱ僕の住んでたAravisは最高な場所です!!
この山には簡単なルートから7a位のマルチまで沢山のルートが有ります。
小屋をベースに数日登るなんてのも良いと思いますよ!
- 2007/08/28(火) 06:33:47|
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久しぶりに《Fer a Cheval》へ行って来ました。

この場所を聞いて解る人は日本には少ないと思います・・・
ここは冬に成ると難しい氷のラインが出来る場所で、コンディションを当てるのが難し
のですが(当たらないと登れない)シャモニー周辺では間違いなく最高の場所です。
僕もここで2本登ってますが、今まで登ったラインの中では5本の指に入る美しく難しい
ラインでした。
僕が登った1本はダムデュラークと言うこのエリアの看板ルートです。
と言う事で冬景色の写真もどうぞ。


- 2007/08/23(木) 05:23:39|
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僕がハイキングの記事なんて書くと怒る人もいるかも・・・
でもハイキングの少し先に登山やアルピニズム、そしてクライミングも有るんです。
昨夜着いたKさん達を連れて軽く足慣らしに渓谷が有る奇麗な隠れた谷に行って来ました。

山スキーでは良く行ったビュエと言う山の麓なのですが、シャモニーの谷から1本中に
入っただけで随分景色もイメージも変わる場所です。

急な渓谷を抜けるとこの広~い高原!
そしてしばらくすると小屋も有って。

小屋まで2時間ですが景色に変化が有るシャモニーにしては珍しい場所です。
もちろん周りには沢山のクライミングルートも有りますよ!

水は本当に奇麗です!!
- 2007/08/20(月) 05:21:50|
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8月13日に発表されたの情報ですが・・・
モンブランノーマルルート時に利用するレズッシュからベルビュウ行きのゴンドラが
雷により大きなダメージを受けたようで最大で40日間の運休に成りそうです。
2本のワイアー中1本は生きているので今週から2台中1台は動かす方向だそうですが
モンブランへ行かれる方は気を付けて下さい。
事前に観光協会等で確認した方が良いでしょうね。
- 2007/08/20(月) 05:06:14|
- お知らせ
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旅に出て、必ず必要な事がレストラン選び。
これが以外と大変ですよね。自分も知らない場所に初めて行く時は『奇跡』を狙って
レストランを選びます。でも正直なかなか良いレストランには当たらないものです。
そこで、今シャモニーで最もおすすめのレストランを紹介します。
ムラン通りに有る《Munchie》!!
ケンジの彼女が働いてるお店なのですが美味しいです。
料理は流行の日本風にアレンジされた洋食。
前菜のグリーンランドか来たクンセイの小エビ蒸しも最高!!
メイン1品でも十分満足な量です。

↑今回のメンバー

↑小たこの唐揚げ。上手い!

↑春巻き

↑鴨のテリヤキ風。
- 2007/08/20(月) 05:00:09|
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すっかりBLOGの更新をさぼってしまいました。
と言っても膝の調子が良くなく山に行けなかったと言うのが事実なのですが。
幸いにこの週は自分の為の山をしようと思っていた週なのでお客さんは居なかったので
まあ良かったと言う事に成りますが、自分は凄く残念です。
でもここ数日ボルダリングジムで少し登り始め、ビッコ引かなくても歩けるしある程度は
走れたのでもう大丈夫!と思ってます。でも未だ動かそうとすると頭が拒否する事が有り
ますが・・・これは怪我の後は毎回のことなので。
2007年の夏のシャモニーも残す所2週間と成ってしまいました。
2週間後には日本と言う事です。
すると少し、時間の余裕も出て来るので本格的にクライミングモードと言った感じです。
最近良く思う事は高いモチベーションを持つ事も大変だけどそのモチベーションに答える
だけ毎回トレーニングすると言うのはさらに大変だと言う事です。
でもこのバランスが取れて進歩するのだと思います。
よ~し!頑張るぞ!!
- 2007/08/19(日) 06:56:40|
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今夜はシャモニーのガイド祭りがありました。
シーズン中は200人以上のガイドが所属するフランスでも最も大きな組合と成るシャモニーガイド組合。そこに所属するガイドが中心に成って行われるこの祭りは、シャモニ-の夏の最大のイベントとも言えるでしょう。
弟1回はなんと1924年・・・80年以上も前から行われているお祭りです。
目的は?と言うと、怪我をしたガイドや山で命を落とすガイドの家族へ渡すお金を集めます。保険も無いであろう時代からこうした行事が行われていたと思うと凄い事ですね。
それが今も行われている事も。
明日の朝は教会でメスの後、ガイド組合の事務所の前からお墓まで歩き日本で言うお墓参りをします。
- 2007/08/15(水) 07:05:22|
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毎週土曜日の午前中にシャモニーで行われる朝市の特徴は世界的に見ても珍しい
氷河を眺めながら散策できる朝市です。
夏のバカンス中と言う事もあって多くの人で賑わっています。
まだ先日痛めた膝が良く成らず・・・今日もゆっくりしてました。
今朝撮った写真を紹介しま~す。

↑こんな感じに氷河が見えます。

↑土曜日のお昼の定番はチキンの丸焼き!

↑クッキーもグラム売り。美味しそう~

↑こんな山奥の朝市にも魚屋さんは2店も出ます。でも日本の方が新鮮で美味しいかも・・・

↑地元を代表するチーズ《トム》

↑こちらはヤギのチーズ

↑チーズ売りのおじさん

↑オリーブ屋さんの看板

↑八百屋さんに並ぶ野菜。

↑な~んだ!?・・・・パンです。

↑町中にもお花が沢山ありますよ
- 2007/08/12(日) 06:28:16|
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山の写真を山の中から撮るカメラマン。
大野さんご夫婦が来年のシャモニーでの個展に向けて今年3回目のシャモニー訪問です。
今週一緒の山に入る予定ですが、山のコンディションが心配です。
- 2007/08/10(金) 18:14:20|
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ようやく太陽が帰って来ました。
でも山はこんなに雪が付いてしまいました。

↑シャモニー針奉群

↑グーテもこんなに雪が
- 2007/08/10(金) 17:04:22|
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お天気が悪くて山の写真が少ないので・・・
イタリア側から見たグランドジョラスです。(南壁です)
一般ルートと言うのがこちら側からです。
- 2007/08/10(金) 01:04:44|
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またまたここに来て有名スポーツの大スターによる薬物使用が噂されてます。
2006年のツールドフランスの優勝者の決定が決まる前に終わった2007年のツールドフラ
ンス。そかし今年のツールドフランスの覇者であるコンタドーにも今ドーピング疑惑が出
ている。

↑2007年ツールドフランス優勝のコンタドー
持久力系スポーツの世界では昔から自分の血液を外部に貯め、大会の前にその血液を体内
に戻ことで体内の血液量を増やす(白血球の増量)と言うドーピングが行われいました。
その行為を見破るテストと同様にカモフラージュする技術を探す科学者もいる事でドーピ
ングテストに見つかったり見つからなかったりと言う結果に成ってます。
きっと全てが大きなビジネスなんでしょう。
自転車レースはフランスでは人気のスポーツなのでこうした話も話題に成りますが、人気
だからこそこのスポーツのあり方が今問われています。
もう一つ昨日から騒がれているのがメジャーリーグベースボールのボンズ。

ベーブルースのホームラン記録を塗り替えた大記録の裏にも薬物使用疑惑が浮かんでいる。
日本では余りこうした話が話題に成らないような気がするけど、(少し前にサッカーの
選手の話題がありましたね)きっとかなり多くのスポーツ選手がこうした行為をしている
と思うと・・・がっかりです。
- 2007/08/09(木) 17:57:03|
- 一言もの申す!
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Yさんをジュネーブ空港へおくった時は晴れていたお天気も、シャモニーに着けば土砂降り
の雨・・・そしてその雨は止む事が無く今も降り続いています。
雨はすでに2300mからは雪に変わってしまし、ここから見える山は真白です。

昨日はマルコとシャモニーの公共のボルダリングジムに行きましたが、2日連続で疲れも感じていたので遊びだしたら膝を痛めてしまいました・・・

あ~あ。しばらく休養です。
- 2007/08/09(木) 17:26:29|
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土砂崩れで通常の運行が出来なかったTRAMWAY DU MONT-BLANC (TMB)が
開通しました。
これでグーテ小屋からのモンブランも”近く”、いや”普通”に戻り成りましたね。
- 2007/08/07(火) 16:58:08|
- 耳より情報!
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Yさんの2007年度のシャモニーは今日が最終日(山へ入るのは)。
疲れも有るようで無いようであるような・・・
10日間の日程で高度順応も順調に済み、マッターホルンにミディ南壁とメジャー所を
ポッケにおさめすっかりクライミング思考に変わりました。
やっぱヨーロッパの山の楽しみ方は贅沢だし、挑戦の場所としては最高の場所ですね。

↑『ファイト~!』
『いっぱ~つ!』


↑ルートの終わり。見えませんが足下は200m以上も切れてるんですよ。

↑『俺に似合うのはビールだけじゃない!』って聞こえて来そうですね。
今回のヨーロッパ登山で少し(1Kgの位)ダイエットが始まるかな~
それにしても落とせる物が有るってのは羨ましいな・・・よっし酒でも飲むか!
- 2007/08/07(火) 07:31:39|
- 海外(ヨーロッパ)
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最近すっっかりユ-ロが上がってしまいヨーロッパで買い物をするのが非常に高く
感じてしまいます。
そりゃそうだフランがユーロに変わる時は1ユーロ=100円程度だったのが今では
少し下がったものの1ユーロ=163円・・・
昔はシャモニーで新しいモデルを日本で発売される前に安値で&免税で買って買える
と言う人も多かったともうのですが今では日本で買った方が安いなんて事も。
それにシャモニーの町(村)にある登山用品店の数は凄いし品数も品揃えも多いけど
値段が下界(シャモニーの谷から放れた場所)からすると少し高い価格設定。
(もちろんこれはリサーチしたわけでは無く、自分の感覚ですので)
そうするとなおさら手が出ないですよね。
フランスの登山用品の相場を作るのが《AU VIEUX CAMPEUR》と言う専門店のチェエン店
フランス国内に10店舗近くあるんじゃにないかな~

このお店の値段が基準かな。
大きなお店のわりに店員が少ないですが、サロンシュのお店にはもう10年以上前からの
友達が2人も働いてます。
10年前は一緒にガイドを目指した仲だったけど今ではフランス”1”専門的な道具を売る
店員に成ってます。
彼らの商品知識は凄い!!
日本の登山用品店のスタッフももっと山に行って実際に道具を使って、商品を知った上で
販売してくれると良いのにな~。
- 2007/08/07(火) 01:51:14|
- 耳より情報!
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みなさんもアミノ酸って聞いた事有りますか??
運動前と運動中に飲むと良いって物です。
自分はスキー選手のころにサプリやプロテインなんかもとってましたが最近はほとんど
気にもしていませんでした。
でも大塚製薬の方と知り合い使ってみているのですが、効果有りそうです。
山での運動ではこうした物による効率はそれほど必要じゃ無いと思ってましたが、先日の
モンブランの時に初めて《真剣に試し》てみました。
内容は:カロリーの接種は90%カロリーメイト+アミノ酸の接種(8g以上/1日)
普段は初日のグーテの登りの後小屋で足のむくみが出るのですがその日は夜遅い時間まで
出ませんでした。翌日も朝食後に4g、途中4g、山頂で2gと取ってみましたが、疲れの
感じ方が少し違うように感じました。
モンブラン登山2日間で計18gのAmino-Value。
かなりの量ですね。
画期的に疲れが無く成ると言うのは感じなかったですし、あり得ないでしょうけど正直、
筋肉の疲労は軽減されたと感じました。
でもこれだけでモンブランが《楽に》登れるって事は無いですけどね。
やっぱ大きな山ですよ。モンブランは。
現在、大塚製薬のアミノバリューのHPに出てますのでチェックしてみて下さいね。(全く違う内容ですが)
http://www.otsuka.co.jp/a-v/athletes/trekking/interview02/
- 2007/08/07(火) 01:30:39|
- 耳より情報!
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レズーシュに有るクライミングの人口壁へ行ってみました。
夕方一人で少しと思って・・・
何時もはシャモニーの公共施設に行くのですが、なぜか今日はこちらに行ってみようと。
ずいぶん昔に行った事があったのですが全く覚えてませんでしたが、かなりひどかったです!
料金もシャモニーの公共のボルダリング壁が4ユーロなのにこちらは8ユーロ・・・
がっかりでした。

↑ボルダー
ホールドの向きも単調だし・・・

↑リード壁
こっちがメインだけど・・・
- 2007/08/06(月) 02:45:57|
- 一言もの申す!
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今朝も快晴のお天気!!
Yさん疲れもたまって来たようなので標高を下げて岩登りの要素の強い岩凌へ。
お目当てはシャペル(教会)と言われる場所で、下から見ると教会の形をしてます。
標高差400mと十分登りがいの有るルートです!

↑このルートのハイライト!
後ろにはモンブラン山群が!!

↑良い顔してますね~
でもこの後、スリングが動き《パチンッ》と言う音にビックリの顔も!

このルートの閉めは気持ち良い懸垂下降!
その後は足で降りるので快適快適!
- 2007/08/05(日) 22:55:39|
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お天気もようやく回復。
そこでミディの南壁へ行って来ました。
Yさん、クライミングはほとんどした事無いのですが山での体使いはなかなか良いですよ。
そこでこのクラシックルートに挑戦!!

↑1ピッチ目のビレーポイントから見た上部
さすがにハイシーズンの土曜日、凄い人です。

↑登るYさん

↑タキュールの雪崩は今朝かな??かなりざっくり行ってるし、その横を多くの人が登のを見ると・・・

↑頂上!
マッターホルンの時の《両手》のガッツポーズじゃないですね、と聞いたら
『腕が痛くて上がりません』との事。フフ

きっとYさんの事を知ってる人はこの写真が一番彼らしいと思うのでは??
- 2007/08/05(日) 01:12:32|
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マッターホルンの翌日は雨・・・
朝起きると山は雲に隠れ、パラパラと雨が降っています。
それで、シャモニーから1時間のスイス町《マルティニ》へ行き美術館を見る事に。
今、このギアナダ財団美術館には今《シャガール》展が行われています!
凄く多くの展示品の数にビックリでした!!
- 2007/08/03(金) 16:08:23|
- 未分類
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火曜日の朝9時にシャモニーを出発して、テッシュの駅に車を置くとそこから
ツェルマットまでは電車で上がります。
そうツェルマットは自動車が入れないので電車で上がります。
環境保護の為に村の中には電動自動車しか走ってません。
上高地も観光バスやタクシーは良くて一般車はダメと言う環境保護はどうかと
思いますよね~

さすがはスイスの村。お花も奇麗に飾ってあるし!
でも僕のフランス人の友達は『スイスって奇麗な国だよね。でもスイス人が
いなきゃもっと奇麗なのに』って。でもちょっと電車やケーブルに電線と
人工物が多く目立つ国ですね。

これが今回のお目当てのマッターホルン!
スイスの富士山!?
何時も僕はここでマッターホルンを見ながらお昼を食べて、ヘルンリ小屋まで
上がります。
この日も同じように、《アルペンローズ》と言うレストランで食事をしてから
出発です!

↑スイスの名物《ロスチ》!しかも今日はチーズをトッピング!
マッターホルンを眺めながらの食事は良いですね~
そしてここからゴンドラを乗り継いで歩く事2時間弱でヘルンリ小屋へ入ります。
ここは標高3200mに有る小屋ですが、ハイキングしながら上がってこれるので
ハイカーも多い小屋です。そして下から見るマッターホルンは実にどうどうと
そびえ立ってます!

↑部屋から見たマッターホルン
こんな景色を見ながら寝れますか!?って寝れなかったのは僕(小屋では余り
寝れないんです)・・・Yさんは気持ち良さそうに寝てましたよ。
朝は3時30分に朝食が始まりその後スタート。
早いパーティーは食事もしないで出発してましたが、僕達は暖かい物を飲んでからの
出発です。皆気合いが入ってるので活気が有りますね~

↑小屋を出たばかりのYさん!うん。良い顔してますね~!

↑順調、順調!
出発して2時間5分程でソルベイの避難小屋に到着。周りが明るく成って来ますね!
ソルベイ小屋まではヘルンリ小屋から標高差800mでここから山頂まで400m。
でも時間はここまでと同じ位ここから山頂までかかるんですよ。
高度が高く成って、登る傾斜も強く成ってくるのでスピードが遅く成るんです。

↑真っ赤に染まる壁!
ソルベイ小屋の上のフィックスロープ手毎でアイゼンを付けましたがコンディションは
結構良い状態です。今年は天気が悪く今週頭位から本格的に登れるように成ったみたい
です。
そして午前8時に!(日本時間では8月1日15時)に無事マッターホルン、ヘルンリ凌
を登りきりスイス側の山頂に到着しました!!Yさん良く頑張りました!

↑ガッツポーズのYさん!
4時間15分での登頂です。
前日小屋で一緒だった日本のおじさんIさんは40年前にスイス側の山頂しか踏めず、
今回はイタリア側の十字架に触りたいと言う話を聞いていたので僕達もイタリア側の
十字架を触ろうと言う事で行って来ました。普通はスイス側のピークを踏んで降りる
のが一般的なのですが。

こちらのでも万遍の笑顔のYさん!
数枚写真を撮ったら早々下山開始。
この山は登りよりも下りが長いのです。
結局下りに5時間。1時過ぎにヘルンリ小屋に無事戻り、ツェルマットに着いたのが
3時過ぎ。その後車でシャモニーまで帰って来ました。
シャモニーでは美味しいワインと美味しい食事で登頂祝いをしましたよ~!!
Yさんおめでとうございました!!
おまけ:マッターホルンイタリア側ピークから見たスイス側ピーク。
もちろん山の上の物体は人ですよ!
- 2007/08/03(金) 00:31:21|
- 海外(ヨーロッパ)
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