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La Vie d'un Guide

山の男! 江本悠滋のBLOG

韓国アイスクライミングツアー!

今、韓国のインチョン国際空港です。
予定の便が遅れ2時間も待ちぼうけ・・・
と言う事で早速BLOGの更新をしたいと思います。

Day1:
成田からインチョン国際空港へ飛んで、現地の友達の待つ場所までリムジンバスで移動。
到着したのはシンおじさんの家、もおう既に数名の観光のクライマーが集まっていました。
すると『韓国の雑誌が取材したいから10分良いか?』との事でインタビューを受ける事に雑誌はマウンテンマガジン?だっけな~
掲載される雑誌を送ってくれるとの事なので報告はその後で。
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↑韓国の家庭におじゃまするのも初めて!何かいい感じ
簡単な食事を済ませてシンさんのもう一つのアパートへ。これはソウルから車で3時間30分くらいの場所でアイスクライミングの拠点として使ってるそうです。
到着したのは既に朝の1時。2時まで宴会だ~との事で焼酎を飲み始めましたが終わったのは3時過ぎでした・・・

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↑皆であらためて乾杯
Day 2:
翌日は、当日は5時30分に起きて朝食を取っていざ出陣!!
車で約1時間程の場所が今日の滝です。
IMG_2648.jpg
↑これこれ
高さは約100mでけっこう見栄えのする立派な滝です!
韓国での初アイスはちょっと驚きがが沢山。
人が多いのとかなりの人数が同じ滝に取り付くし、リードしてても上でも横でも下からもトップロープで登って来る・・・まあこれが韓国スタイルとのことだから受け入れるしかないですね

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↑皆が登るラインを避けて悪いラインを登ったのですが後ろからはトップロープで上がって来て自分のロープと重なるし・・・少し丁寧に登ってくる人に話しても無駄だったのでいやになっちゃったです。
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↑これは途中に有る人口のゲレンデ。高さは100m位かな~週末は毎週コンペが開催されているみたいで優勝賞金も15万円だって言うから・・・日本からも賞金稼ぎに行く時が来るのかも。
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↑人口の氷の前には朝鮮戦争の後が残っています。北との戦争でここは激しい戦場だったようです。山を登れば反対側が北朝鮮とのこと。
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↑そして夜は宴会!白髪のイーさんは今年3月にエベレストに行くそうです!頑張ってね&楽しんで来て下さいね!

Day 3:
今日も朝5時30分に起きて出動。
前日の滝は昨夜崩落したって聞いて・・・
この日の滝は高さ40m位の細い滝。一日中日陰の滝です。
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↑奇麗な滝ですね~!
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↑帰りに食べた地元の名物品。冷麺でも無くそばでもない面白い食べ物でした。
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↑今韓国ではRV車が大流行!!
夕方渋滞の中ソウルまで帰りました。昨年から韓国は土曜日も休みになって週末は道路も渋滞するようになったようです。
Day 4:
この日はソウルから2時間程の場所で登る事に。
ソウル近郊には7カ所ものアイスのエリアがあるみたいです。スケールも日本より有るし環境はかなり良いですね!
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↑お昼はこの鶏肉!!これマジ美味しかった!!

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↑お店のおばさんがサービスで食べさせてくれた韓国版の踊り食い!これもまたうまい!!
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↑そこで知りあった??韓国の美女!ってこれポスター・・・

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↑そしてこいつが今日のおめあての滝。
スケールは50m位
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↑少し湿った柔かい氷

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↑最後の晩餐は皆で市内に集まって豚肉の焼き肉!!これも上手い!!
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↑最後のしめは三段腹肉?!

今回の韓国アイスクライミングツアーはシムさんとそのお友達のお陰でとても充実したツアーでした。登っても良し、食べても良し、そして何より普段余り飲まないお酒を美味しく皆で頂けたのが最高の思いでです!本当にありがとうございました!
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  1. 2007/01/23(火) 14:43:12|
  2. 海外(アジア)
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KOREA

NIHONN GO DE KAKENAI NODE....
KOKO SOURU KARA WA ICE CLIMBING GA TOTEMO BENNRI DESU.
ASU NI WA KAETRU NODE SUGUNI UP SIMASU!!!
  1. 2007/01/22(月) 23:20:09|
  2. 海外(アジア)
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韓国5日目

朝起きるとお天気はシケ模様・・・
雨も降りそうな感じだし山は霧の中・・・
他のパーティーと小屋で顔を見合わせながらも早く行くの一番と言う事で出発。
この日1本登りそのまま下山するのでザックの中に荷物を全て詰め込み、小屋の方々にご挨拶を済ませ出発。今日は《シュイナードA》へ
《シュイナードA》
6ピッチ/181m/5.10a
1ピッチ目は簡単にガレバのテラスまで
2ピッチ目、3ピッチ目は凄く快適なクライミングが楽しめます。
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↑2ピッチ目終了点は左のスラブの支点を使いました。
CIMG3041.jpg
↑3ピッチ目快適だけどすこし湿っぽいお天気・・・
4ピッチ目は下から見ると凄く圧迫感のある美しいクラック。
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↑核心の4ピッチ目最後の出口が悪くて思わずキャメロットの黄色を決めました
この後2ピッチで山頂。なんとかあたりが真っ白に成る前には山頂到着
途中に数カ所ボルトが有る物のこのルートは95%はナチュラルプロテクションでピッチが長い
インスボンでは是非登って起きたいルートの1つですね!

その後シムさんが《道洗寺》(トソンサ)に迎えに来てくれると言うのでそのまま下山して駐車場でお昼を食べました。ボリューも有って美味しかったです。
そして待ち合わせの時間に余裕が有ったので《道洗寺》を見に行く事に。国立公園の入り口から歩いて10分位。
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↑日本とは違って見る価値は十分!後ろにはインスボンも見えました(?)この山一体が信仰の山のようです。
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↑本堂.夜はこれに電気がつくみたい。
シムさんが家族揃って迎えに来てくれた
そして彼が最初に案内してくれたのがウィドゥンにある《O2》。ここはビルそのものがアウトドアショップですが、地下にはインドアクライミングウォールとインドアアイスクライミングウォールが有ります。アイスクライミングエリアも高さなんと25m部屋が丸ごと冷凍庫って感じ。
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↑この扉を開けると~
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↑ジュジャーン真下から見上げた壁
これだけじゃないけど韓国に来て感じた事は登山が非常に盛んで多くの人がクライミングも含めて楽しんでいる事。登山がかっこいい物として定着しているようだった。これはヨーロッパでも同じ臭いがする。これだけ多く登山店がソウル市内に有って(多分200店近いんじゃないかな)、山ですれ違うハイカーもきちんとアウトドアブランドの物を使っているし、日本で良く見るチェックのシャツを着てる人は1人もいない。みんな速乾性のシャツはあたりまえ。雑誌も充実してるみたいだし・・・このままでは日本の登山文化は衰退して行く一方だな。と強く感じました。
何がいけないのか・・・
その後ソウルスカイラインで丘の上からソウルの街を見たり、韓国総理大臣官邸を見たり、本当に充実していました。
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↑韓国総理大臣官邸
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↑ソウル市内を車で移動。路面には何て書いてあるんだろう?
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↑韓国のカーナビ。これじゃ行きたい所に行けないね

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↑ミョンドンの繁華街。日本で言う渋谷みたいな感じで若者で大にぎわい
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↑最後の締めくくりはシムさんの家族と焼き肉!本当に楽しく充実した韓国でした

インスボンは春と秋がお進めです!一緒に行きたい方、是非ご連絡下さい。

  1. 2006/10/19(木) 02:08:59|
  2. 海外(アジア)
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韓国4日目

小屋には日本人のパーティーのみ関西方面からの方が大半で現地のクライミングガイドを利用するパーティーも居ました。僕に声かけてくれれば良いのに~へへへ
朝起きて食事を済ませると3人でインスボンの横に有る白雲台に登りました。小屋の横の道をただひたすら登る事焼く45分くらい途中城壁みたいな物の前で右に曲がるだけ。山頂からは凄い景色!
インスボンはクライミングをしないと頂上に上がれないですがこの白雲台は歩いて登れるので朝から何人もの観光の人が登っていました。
そのご小屋に帰り、クライミングの準備をしてコーヒー(1000ウォン)を飲み出発。
ここでのコーヒーはインスタントコーヒーで薄め。どこの韓国で飲んだコーヒーはスーパーアメリカンって感じで薄いのでお湯を少なくしてもらうと良いですよ。
さて小屋から岩場へはトイレの裏の道を数メーター登って水平移動(反対側へ向かう感じ)でインスボンビューポイントに出てそこから簡単なガリーを降りれば岩場手の届く所。
前日ショートルートを登りながら見ていた1本クラックシステムで山頂に延びるルートに目を付けていたのでそのルートへ。本来このルートは《Dongyyang》みたい・・・でも良く解らない。
と言う事でそのクラックの真下に抜ける垂壁のルートを登る。結構難しかったので??ってそのルートは《Chilgapsan》11c-d....朝一で花崗岩のスラブしかもこのグレードは指にも足にも頭にも血が上りましたとなんとかそのクラックの下に着きいざ!

CIMG3035.jpg
↑たぶん僕達の2ピッチ目。南面に近いので傾斜が有って高度感が2p目から有るんです

CIMG3036.jpg
↑多分これが僕達の4p目このコーナーは下から見て良く解ります。気持ちい~い

CIMG3037.jpg
↑6P目かな。ここも高度感があって気持ち良い~
山頂てインスBをを登って来た地元のガイドと日本人パーティと一緒に成りしばし休憩。
みんなは下降ようのポイントから下降しましたが僕達はあえて急な南壁を下る事にしました。傾斜が凄く強くていい感じ!でかい壁って感じが凄くします。
地元のガイドが『明日の朝雨かも・・・』と言うので
そのまま《インスB》を登りに行きました。
インスBは日本での情報ではまずはこの1本と有りましたが、変化が有って面白いのですがこのグレードにしては登りにくい感じのピッチもありました。下山は山頂から一般的な下降ポイント(山頂から一段下がった白雲台側のコルに向かって)を懸垂2回で降りました。
今日は標高差400m以上登って大満足


  1. 2006/10/19(木) 00:59:53|
  2. 海外(アジア)
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韓国3日目

いよいよ山へ向けて出発
地下鉄4号線に乗り《水踰》(スユ)と言う事まで地下鉄で向かいます。

【地下鉄情報】
ソウルには地下鉄が1~8号線と国鉄盆唐線の9号線の計9路線あります。
3つの運営会社によって管理されていますが運賃体系は統一されているので東京みたいに都営と営団の乗り換えなのどで料金が違う事は無いようです。
運賃は12Kmまでは900ウォンと決まっていてそれ行こうは42Kmまで12Kmごとに100ウォン加算されるシステムです。東大門から水踰までは900ウォンでした。
切符は自動切符販売機は良く解らず、改札で買いました。

ちょうどこの日は日曜日の朝でこの4番線に乗るとザックを背負った人が大勢いて間違ってない事は直ぐに解りました。水踰駅の改札を出て出口の階段の下にはコインロッカーが有ります。そこに僕達は必要ない物を入れて出発。1日/1000ウォンでどうやら3日間までの延長が可能。日本語でも使い方が書いてあるので安心。改札に両替をお願いしましたが気持ち良く両替してくれました。

新しい友達が出来た日
水踰駅からはバスで行くかタクシーに乗るかの2つ方法が有るようですが、何となく人の流れにそってバス停の方へ歩き出すと1名のヘルメットをぶら下げた優しそうな男性に声をかけると『インスボンに僕も行くから一緒に行こう!』と言われ《120番》路線のバスに乗りました。
ここからはあれよあれよと山に入り、気が付けば『ここで降りるよっ』とウィドゥンに着きました。ここは凄い人!ハイカーとクライマーで大にぎわい皆ここで集合して朝食を食べたり、お昼を買ったりするようす。僕達もここで”ちまき”を買いました。これが美味しい!!
ここでこのおじさんの義理の弟さんに出会いました!
この人も凄くきさくな良い男性で日本語も上手!『ここから登山口までタクシーで行くから一緒に行こう』と誘われ気が付くと登山口《道洗寺》(トソンサ)
人との巡り合わせは面白いし凄く嬉しい!こんな所でこんなに良い人達に出会えるなんて!これも山の良い所だよね
登山口で国立公園入場料1000ウォンを払い山道を進む。1つ峠を越えて登れば約1時間で取り付きに着いてしまいます。
CIMG2959.jpg
↑初めて見るインスボンの壁
当初の予定では日曜日は地元のクライマーで岩場はごった返しと言う事だったので、登らずハイキングの予定だったのですが出会ったスムさんが『一緒に登ろう!』っと誘てくれたので一緒に登る事にしました。

《シュイナードB》
6ピッチ/197m/5.8
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↑1ピッチ目のクラック後のスラブ。
CIMG2987.jpg
↑4ピッチ目上部を登る僕
CIMG2995.jpg
↑ユスの駅から一緒になったシンさんと僕
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↑シュイナードBを登ってから『ショートルートを登ろう!』との事でインスボンを代表するルート《agassi》5.12を登りました。何でも10年前まではこの辺では一番難しいと言われた有名な1本。凄く内容の良いルートでしたでも今や5.15の時代・・・どうなるのこれから??
この後、もう1本《女情》と言うルートも登りました。
このルート以前はナチュラルプロテクションのルートだったようですが何人も大怪我をしていた事もあって今ではボルトが打たれています。韓国では《皆が》ある程度安全に楽しめるようにと言うのが一般的で『怪我するくらいならボルトを』と言う傾向のようです。僕は有る意味賛成!やはり安全でなければ・・・このルートきっと日本だと小川山のカサブランカと同じような位置付けのルート。カサブランカにボルトが有っても良いと思う人もそうで無い方がと言う人も居るでしょうけどね。
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↑インスボンバックに記念撮影。右から2番目が地元の親友シムさん
岩場から泊まる白雲山荘へはゆっくり歩いて10分程度

【白雲山荘】
 住所:ソウル特別市道峰区牛耳洞山1  白雲山荘  李永九
 電話:+82-2-904-0909
 1泊2食で1名/29,000ウォン
 朝食:7h30 / 夕食:18h00
  1. 2006/10/18(水) 23:57:43|
  2. 海外(アジア)
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プロフィール

江本悠滋

Author:江本悠滋
☆フランス国家山岳ガイド
☆フランス国家スキー指導員
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